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2014年10月14日火曜日

ベタベタなシロテテナガザル at 円山動物園

仲良しなのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、執筆者に誘導されてはいかんぞと思って読んでしまったのがこちらの記事です。

札幌市円山動物園 オランウータン飼育日記&円山四季だより
柿。

シロテテナガザルのコタロー。ずっと一人暮らしでしたが、10月2日にお嫁さん候補のアイが鯖江市の西山動物園からやってきました。

飼育担当の吉田さんがあれこれ気を遣いながら、ようやく12日から同居を始めています。

この一連の様子は同ブログで読むことができるのですが、眉に唾をつけて読まないと、吉田飼育員の軽妙な語り口に誘導されて、変なバイアスがかかってしまうのです。

本当にコタローなりアイなりがどう考えているのかは、本人たちにしか分からないのですから。

とはいえ、とにかく2頭の仲は、誰が見ても、良さそうです。

シロテテナガザル。Wikipediaより。著作権情報

しかし真意は如何に

本日の記事では、コタローがアイに、柿を分けてやっています。
コタローは以前から円山動物園にいるわけですし、吉田飼育員から柿などをもらうのにも慣れているのでしょう。

さっと、柿を受け取って、まずは自分で食べ始めたのですが、結局、アイにも分けてあげたとのことです。
ちょっとかっこいいではありませんか。

Wikipediaのシロテテナガザルの記事によると、「一夫一婦のつがいを形成し、このペア関係は生涯持続する」とのことなので、これはかなり期待できそうな雰囲気です。

とか、こういう感想を持ってしまう時点でバイアスがかかってしまっているのでしょうね。

コタローがアイに柿をあげたのはなぜなのか、本当はそこのところ、こちらが自分でしっかり考えないといけないのでしょうね。

実は、初対面の段階から、コタローがアイにびびっているだけかもしれないじゃないですか。
恐れをなして、はべっているだけとか。
あ、でもヒトのつがいでも、こういうパターン、ってありましたっけ。

人間チックな愛情表現なのか、報酬を期待しての行動なのか、単に柿を食べられなくてかわいそうな新入りを気遣っただけなのか。
このあたり、ブログを見ただけではよくわからないのです。

もっとも、素人が実物を観察しても、さらに分からないでしょうね。

記事の最後のほうで、二頭が寄り添っていますから、どういう関係かはともかく、とにかく仲が良いということには間違いなさそうです。

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