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2014年9月20日土曜日

救われない子猫 at 宇都宮動物園

ひどいです

動物園は平和で楽しい場所であってほしいと思っているのですが。

今朝、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていてこんなにひどい記事が目に飛び込んできました。

諸権利の関係で内容を引用できないのでここでかいつまんで説明します。
本当の事実関係は上のリンク先で確認してください。

「人間の身勝手のせいで、また保健所に行かないといけない」という内容の文章と写真3枚が掲載されています。

写真の1枚目は園長(マスコット)の「さんた」(♂ 拾い猫)がアップで怒っている写真です。

続く2枚は動物園の前に捨てられた段ボール箱。
写真を拡大すると「子猫が入っています」と書かれています。

誰か心無い人が、動物園の前に子猫を捨てていったということなのでしょう。
色々な意味で動物園で捨て猫を受け入れるわけにはいきませんから、「保健所に行かないといけない」という話に、当然、なってしまいます。

ちょっと説明不足もあります

わざわざこのようなネガティブな情報を公開するのですから、園としてもそれなりに熟考しての記事なのでしょう。

内容が内容だけに、炎上とまではいかないまでも、多数のコメントが寄せられています。

  • 子猫を捨てるという行為を非難する内容
  • 動物園で里親を探せという内容
  • 保健所行きはひどいという内容
  • 子猫の状態を心配する内容
などなど...

やはり、園の投稿内容からして説明が足りていないなとは感じさせられます。

きちんと説明できない事情などを裏読みすると、これが初めてのケースではないということが想像されます。

これまでも同じようなことをする人がいて、これまではこっそり対応していたのが、もはや限界に達したのでしょう。
対応というのは保健所への持ち込みかもしれませんし、里親探しかもしれません。
いずれにせよ、捨て猫はもうやめてほしいと、公に告知せざるを得ないところまできてしまったのでしょう。

もう一つ、私の勝手な願いですけれど、今回の子猫は実は救われたのではないかということ。
実際には保健所には行っていないから具体的なことが書けず、説明不足にならざるを得なかった可能性もわずかながらあります。
だからといって、子猫を捨てた人に胸をなでおろしてもらいたくはないのですが。

とにかく動物の遺棄は重い犯罪です。
環境省のこのあたりのページを参考にしてください。

犯罪だからやってはいけない、というレベルの話では、もちろんないのですが。


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