動物園・水族館メモ Zoo and Aqua Memorandum: 追い詰めるユーラシアカワウソ at 上野動物園

2014年9月2日火曜日

上野動物園の名物です

旭山動物園が行動展示で名を売っていたころ、それに刺激を受けたのか偶然タイミングが合っただけなのか、ユーラシアカワウソの採餌を観察できる施設が完成しました。

ここでいきなりごめんなさい。

肝心な、施設全体の写真を撮ってくるのを忘れました。

といった事情で、いきなりアップで迫ってみます。

ユーラシアカワウソ

放飼場の一部がアクリル水槽になっています。

この水槽でエサをやると、採餌の瞬間がもろに見られるという仕掛けです。

写真の出来としてはひどいですね。アクリルの反射でTシャツの模様とか写りこんでいますし、向こう側のお客さんまで写りこんでいますし。

でも、よくみると、カワウソのツメとか、水かきまでしっかり写っているので、写真も何も無いよりははるかにましなんです。

この日は運よくエサやりのタイミングで見に行くことができました。

アクリル水槽の中をドジョウが泳いでいます。

ドジョウに向かっていくカワウソ。

人間の素潜りではここまでドジョウに接近することはできません。

いかにカワウソが速いかお分かりいただけますでしょうか。

パクッといく瞬間の写真は撮れませんでした。

私が未熟でした。

けれども、代わりにこちらをご覧ください。

口先が泡で見えにくくなっているのが残念です。

が、注目していただきたいのは目です。

思いっきり見開いていますね。

匂いとかではなく、目視でエサを狙っているのですね。

（水中で匂いを嗅ごうとして鼻の穴を開いたら水が入ってきてしまいますよね）

※ドジョウはこのあと、カワウソがおいしくいただきました。