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2014年10月30日木曜日

カンガルー大盛り at 王子動物園

嫌いなのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて気になったのはこちらです。

神戸市立王子動物園 スタッフBLOG
じゅーいのしゅーい#17 女心と秋の空?

雨の日のアカカンガルー舎の様子です。

晴れた日はもちろん放飼場でカンガルーの大盛りが見られるのですが、雨の日でも、室内で大盛りが見られます。
雨が嫌いでみんな室内に入ってきてしまうのですね。

アカカンガルー。Wikipediaより。著作権情報

正直なところ、不満なのです

雨の日って、動物園、空いてますよね。
ちょっと行き始めると、雨の日の動物園というのも見どころが多くて乙なものなのですけれど。

でも、そんなこと言えるのはやはり、よほど好きな人だけです。

ごく普通の人は、わざわざ雨の日に動物園に行こうとしたりしませんよね。
似たような施設で「水族館」は雨の日のほうが来館者が増えるというのに。
動物園の何が足りないのでしょうね。

一つにはやはりストレートに雨対策だと思うのですよ。

今日の王子動物園のブログ記事でも最後に一言こう書いてあります。
雨に濡れずに、カンガルーたちをじっくり観察できますよ!
これはあくまで、室内の観察窓の話なのです。

動物園ももうひと頑張りして、雨の日でも入園したら傘なしで、ぐるっと回れるようにしてもらえないかなと思うのです。
多摩動物公園とか、大きな動物園では確かに無理な相談だとは思いますよ。

けれども町中にある、ちょっとした規模の動物園なら、ぎりぎりできたりするのではないかなと思うのです。
そうしたら空調もできるので、雨の日も、暑い日も、寒い日も、それなりに来客数を見込めるのではないでしょうか。

あるいは喫茶店代わりに使って、動物を眺めながら商談を進めるなんてことも可能になるかもしれませんよ。

ゾウとかライオンとか、大きな動物はいなくてもいいのです。

2014年10月29日水曜日

改めてマンボウ at 海遊館

人気なのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて驚いたのがこちらです。


動物園ではゾウやライオンといったスター動物がいます。
一方、水族館でもやはり、ジンベエザメ、イルカといったスター動物がいます。

そういうスター動物にあと一歩というくらいの位置づけでしょうか。
マンボウだって人気なのです。
ただ、飼育が困難なので見られる水族館は限られているようです。

マンボウ。Wikipediaより。著作権情報
このマンボウについて、海遊館のWEBサイトで、「実は俊敏に泳げるんだよ」ということを証明する動画が公開されていました。
先入観を覆す、驚きの泳ぎです。

俊敏なのです

ネットで「マンボウ」を検索すると、本日2014年10月29日時点で、トップに現れるのはWikipediaの記事です。

そして、2番目に現れるのが
という怪しげなページです。

トリビアと称して、微妙にガセな情報が集まっています。
故意なのか、ミスリーディングな表現を多用していて、とても印象がよろしくありません。

で、本当のところはどうなのかというと、やはりマンボウを飼育している名古屋港水族館へのインタビューが掲載されているこちらのページの方が真相に近そうです。

こちらの記事の最後のほうに、海遊館の動画も併せて紹介されています。

時と場合によってはとても俊敏な動きをする魚なのですね。
この俊敏さに関しては、私も恥ずかしながら、本日まで存じておりませんでした。

情報はソースの確認が大切だと、日々心がけてはいるつもりなのですが、ついつい、面白さに惹かれて、そのあたり、おろそかにしがちなのですよね。
ちょっと反省もしてしまいました。

2014年10月28日火曜日

怖くないチンパンジー at ズーラシア

お化け梨なのです


本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて興味深かったのがこちらです。

ズーラシア横浜動物園 ズーラシアオフィシャルブログ チンパンジーの森日記
ハロウィンが楽しみなのは?

チンパンジーたちが、ハロウィンイベントで、ジャックランタン風にカットした梨とかぼちゃをもらっています。
梨が好物らしく、力の強い個体がしっかりと握りしめています。

これだけだと普通のおいしいエサと同じなのですが、ちょっと待ってください。

チンパンジーって、ジャックランタンをどのように見たのでしょうか。

チンパンジー。Wikipediaより。著作権情報

ジャックランタン。Wikipediaより。著作権情報

目はいいのです

私たち人間は、普段目で物を見ています。
とても当たり前のことと思われるかもしれませんが、哺乳類でここまで目がいいのはサルの仲間だけだと言われています。
ウマもトラもライオンも、基本的に目ではモノクロでしか認識することができません。
なので、音やにおいが我々人間よりもはるかに重要なのです。

ところで、チンパンジーはサルの仲間です。
最近は類人猿はサルじゃないという人も出てきていますが、広い意味ではサルです。
とりあえず、色覚を持っていますし、他の哺乳動物に比べると、目はいいほうです。

ジャックランタンふうの飾りつけに気づかないはずがないのですが、どうしたのでしょう。

勝手に仮説をいくつか考えてみました。
  • 想像力の不足により、ジャックランタンの顔が単なる汚れか傷にしか見えていない
  • ジャックランタンの顔を認識はしているが、怖い顔をしているとは思っていない
  • ジャックランタンの顔を認識し、怖い顔だと思ってはいるが、スタッフのしょーもない遊びだと結論づけている
  • ジャックランタンの顔を認識し、怖い顔だと思ってはいるが、食べ物っぽいので、食欲が勝った
顔を認識しているのかが第一のポイント。
表情を認識しているのかが第二のポイント。
恐いという連想ができるのかが第三のポイント。
といったところでしょうか。

かぼちゃのお化けが怖いのは、人間の子どもの豊かな想像力の産物、ということなのでしょうか。
だとすると、大人はその豊かな想像力をどこに忘れてきてしまったのでしょうか。


2014年10月24日金曜日

集まるライオン at アフリカンサファリ

集まるのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていてきになったのがこちらです。

九州自然動物公園 アフリカンサファリ 公式ブログ
朝晩寒いニャ

寒さのせいでライオンの群れがとても小さく集まった写真が掲載されています。

ライオン。Wikipediaより。著作権情報

意外と知らないのです

動物園でひょろっと知人に「ネコ科で群れを作るのはライオンだけだよ」と教えてもらったことがありました。

ライオンって有名なわりには、どういう動物なのか案外と知られていなかったりします。

さっき私もこの記事を書くためにWikipediaのライオンの項目を読んでいて、思わず読みふけってしまうほどでした。

一般論でいくと、ネコ科ではトラの次に大きい、とのこと。まあ、トラにも個体差はありますけれど、とにかく大きい肉食獣だということは分かっていたつもりです。

しかし、かつてはヒトに次いで広い地域に生息する哺乳動物だったとか、野生下のオスだと10年以上生きることは稀だとか、というのは恥ずかしながら、まったく存じておりませんでした。

野生の動物というのは子供のうちに命を落とすので平均寿命が短いというのが通説なのですが、ライオンの場合はライオン同士の争いがあるため、大人になっても長生きできるとは限らないのですね。

他にも興味深い記述がWikipediaだけでも十分すぎるくらいにありました。

動物園に行って、スマートホン片手にWikipediaを見ながらライオンを観察していると、あっという間に一日が過ぎて行ってしまいそうです。

ところで、元ネタのアフリカンサファリのライオンの写真、みんなこっちを見てるのはどうしてでしょうか。
エサを乗せる車から撮った写真なのでしょうか。だとしたらみんな立ち上がってこっちに向かってきていると思うのですけれど。
ほんと、どうしたのでしょうね。

2014年10月23日木曜日

イモを洗うサル at 到津の森公園

変化が必要なのです

もちろん動物によって、という前置きは必要なのですが。
動物園では動物たちの退屈しのぎをどうするかというのが、最近では重要な検討課題となっているようです。

野生下では動物は一日のほとんどをエサ探しに費やします。
しかし動物園では待っていれば決まった時間にエサがもらえます。
残った時間をどうすればいいのか、動物たちも飼育員もわからず、場合によっては動物たちにとってストレスになってしまうのだそうです。

さて、本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、これに関連したブログ記事をみつけました。
それがこちらです。

到津の森公園 公園だより 動物たちのおはなし
サツマイモ いただきました♪

近隣の小学校から大量にサツマイモをいただいたので、それをニホンザルたちに与えた様子です。

変化をつけるために、あえて洗わず切らず、そのまま与えています。
写真がたくさんあって、たのしい記事になっています。

ニホンザル。Wikipediaより。著作権情報

個性が出るのです

ざっと到津の森公園の記事を読んだだけでも、

  • 口で皮をむいて食べる
  • うまく皮だけ残して食べる
  • 水で洗って食べる
  • 地面でこすって泥をおとして食べる

といった4種類の食べ方が見られます。
というか、これだけの食べ方をきっちり見つけて写真に収めた飼育員さんがすごいのですけれど。

いずれにせよ、切ったエサをもらったときよりは、食事に時間がかかっているようです。

水で洗って食べるというのが、やはり気になるのですが、記事内ではこれをやったのは4頭とのことでした。
すべてのサルが同じ食べ方をするわけではない、というのが興味深いですね。

時間が経てば同じ食べ方に収れんするのか、それともいくつ世代を重ねても個性というのはなくならないのか、それは相当な時間をかけて観察してみないと分からないことです。


2014年10月22日水曜日

強力センサーのオットセイ at 那須どうぶつ王国

よく動くのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて目に留まった写真がこちらです。

那須どうぶつ王国 Official Blog

何気ない、ハロウィンのイベント宣伝用の記事に見えるのですが。

オットセイの写真に注目してください。
特にハロウィン仕様のバケツを下から支えているほうの一枚。

口の周りのヒゲが全部前に向いてしまっています。

次の写真ではバケツをかぶってしまっているので見比べにくいのですが、普段はこうやって邪魔にならないようにヒゲは後ろを向いているものなのです。

それが、バケツを口の上に載せるきは、前向きになって、これであの重いバケツを支えている、というわけではなくて、これがセンサーの役割をして、バランスをとっているのですね。

キタオットセイ。Wikipediaより。著作権情報

アシカで説明します

オットセイは資料が少ないので、同じアシカ科のカリフォルニアアシカの写真を使って説明します。
アシカとオットセイの見分け方は、それはそれでマニアックな記事になるので、また別の機会があればということでご容赦ください。

さて、カリフォルニアアシカは、普段はこんなヒゲをしています。
カリフォルニアアシカ。Wikimediaより。著作権情報
泳ぐときなどは邪魔にならないように後ろ向きに倒れています。

これが、例えばアシカショーなどでボールを支えるときはヒゲがこんなふうになります。
カリフォルニアアシカ。Wikimediaより。著作権情報
ヒゲで触れて、ボールの位置を確認しているのですね。

私のよく行く上野動物園ではショーはやっていないのですが、カリフォルニアアシカとゼニガタアザラシが同居しています。

アシカもアザラシも、エサやりのときに注意していると、エサを食べる瞬間だけ、やはりうまく口に入れるためか、ヒゲを前にピュッと倒すのを見ることができます。
口にエサが入った瞬間に、ヒゲは元通り後ろに倒れます。

動物園の中で飼育員さんの持ってきてくれたエサといえど、単に口を開いて待っているのではなく、自分から積極的にエサを探して取りに行っているのですね。

2014年10月21日火曜日

放流されるジンベエザメ at いおワールドかごしま水族館

大きすぎるのです

今朝、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて気になったのがこちらです。

いおワールドかごしま水族館
お知らせ
6代目ユウユウ 海へ帰ります

黒潮大水槽で展示していたジンベエザメのユウユウが順調に育ち、水槽で飼育できるぎりぎりの大きさ、5.5mに近づいてきました。
このまま冬に入ってしまうと水温が下がって放流が困難になるため、秋のうちに放流することを決定したとのことです。
11月4日には黒潮大水槽から搬出し、開場生簀で2週間ほど放流訓練をした後、放流されるとのことです。

ジンベエザメ。Wikipediaより。著作権情報

深く考えてのことです

かごしま水族館の今日の「お知らせ」の書き出しにまず注目でした。
ジンベエザメを知っていただくため、海からの預かり物として・・・
という表現が使われていました。

そしてそのお知らせの最後にはこんなリンクがありました。
世界最大の魚類・ジンベエザメを展示するためにかごしま水族館が選んだ方法
このリンク先の記事によると、かごしま水族館の黒潮大水槽は日本で五指に入る大きさなのだそうです。
それでも、13mにもなる大人のジンベエザメを健康に飼育するには小さすぎるということでした。

鹿児島県の海にジンベエザメが現れるということをどうしても人々に知ってもらいたいということで水族館が選択した方法というのが、5.5m以下の子どものジンベエザメを展示するという方法でした。

これだけ大きな生物がいるということ、は十分に鹿児島の人々に伝わりました。
ジンベエザメの泳げる鹿児島の海を大切にしなければいけない、というメッセージも十分に伝わったことでしょう。

最後まで気をぬけないのです

つい先日、下田海中水族館でジンベエザメが亡くなったばかりでした。
10月19日放流予定だったのが、台風の影響で10月11日に死亡という結果になってしまいました。
これに関しては、Yahoo! NEWSにも取り上げられ、背景を無視した心無いコメントが多数書き込まれていて腹が立つやら悲しいやら...ということもありました。

後から考えれば不手際もあったのかもしれませんが、水族館がジンベエザメを不幸にしようとして飼育していたわけなどありえません...

今年はその前にも大阪の海遊館でジンベエザメが死亡していました。

このような事故が続いている中で、この度、かごしま水族館で放流の目途が立ったというのは、少しほっとするニュースでした。

無事、放流まで作業が完了できることを切に願ってやみません。

しかし、冷静に考えると、ジンベエザメに限らず、動物園・水族館の生き物って、どれも、自然からの預かりもの、なのですよね。
大きいものばかり、ついつい偉大に感じてしまいますが、そういうわけでは決してないこと、改めて肝に銘じたいと思いました。

2014年10月15日水曜日

ダックスフンドなダックスフント at アフリカンサファリ

ダックスフントなのです

しょーもないことが気になることってありますよね。

今日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて気になったのがこちらです。

九州自然動物公園アフリカンサファリ ブログ

ミニチュアダックスフントのリク君がすまし顔を見せてくれています。

で、気になったしょうもないこと、というのは、上記のブログで、ダックスフントがダックスフンドと表記されていることです。

ミニチュアダックスフント。Wikimediaより。著作権情報

ドイツ語なのです

こういう時はGoogle先生にお伺い、ということで、「ダックスフント」でググってみたところ、なんと。

次の検索結果を表示しています: ダックスフンド
元の検索キーワード: ダックスフント
なんてことになってしまいました。
Google先生もダックスフンド派のようです。

でも、検索結果の一位はWikipediaの記事で「ダックスフント」。
そしてWikipediaの記事を見てみると、私の欲しかった答えがずばり、書いてありました。

ダックスフント(独: Dachshund)は、ドイツ原産の犬種である。ジャパンケネルクラブ(JKC)の登録名は英語読みによるダックスフンドであるが、ドイツ語では文節末尾の d は濁らないため、「フント」となる。
ここからさらに英語版のWikipediaまで調べると、アメリカ英語でも「ダックスフント」となっており、「フンド」しているのは、イギリス人と日本人だけじゃね? って感じになっていました。

私はフント派ですけれど、白黒つけないほうがよさそうな雰囲気ですね。

2014年10月14日火曜日

ベタベタなシロテテナガザル at 円山動物園

仲良しなのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、執筆者に誘導されてはいかんぞと思って読んでしまったのがこちらの記事です。

札幌市円山動物園 オランウータン飼育日記&円山四季だより
柿。

シロテテナガザルのコタロー。ずっと一人暮らしでしたが、10月2日にお嫁さん候補のアイが鯖江市の西山動物園からやってきました。

飼育担当の吉田さんがあれこれ気を遣いながら、ようやく12日から同居を始めています。

この一連の様子は同ブログで読むことができるのですが、眉に唾をつけて読まないと、吉田飼育員の軽妙な語り口に誘導されて、変なバイアスがかかってしまうのです。

本当にコタローなりアイなりがどう考えているのかは、本人たちにしか分からないのですから。

とはいえ、とにかく2頭の仲は、誰が見ても、良さそうです。

シロテテナガザル。Wikipediaより。著作権情報

しかし真意は如何に

本日の記事では、コタローがアイに、柿を分けてやっています。
コタローは以前から円山動物園にいるわけですし、吉田飼育員から柿などをもらうのにも慣れているのでしょう。

さっと、柿を受け取って、まずは自分で食べ始めたのですが、結局、アイにも分けてあげたとのことです。
ちょっとかっこいいではありませんか。

Wikipediaのシロテテナガザルの記事によると、「一夫一婦のつがいを形成し、このペア関係は生涯持続する」とのことなので、これはかなり期待できそうな雰囲気です。

とか、こういう感想を持ってしまう時点でバイアスがかかってしまっているのでしょうね。

コタローがアイに柿をあげたのはなぜなのか、本当はそこのところ、こちらが自分でしっかり考えないといけないのでしょうね。

実は、初対面の段階から、コタローがアイにびびっているだけかもしれないじゃないですか。
恐れをなして、はべっているだけとか。
あ、でもヒトのつがいでも、こういうパターン、ってありましたっけ。

人間チックな愛情表現なのか、報酬を期待しての行動なのか、単に柿を食べられなくてかわいそうな新入りを気遣っただけなのか。
このあたり、ブログを見ただけではよくわからないのです。

もっとも、素人が実物を観察しても、さらに分からないでしょうね。

記事の最後のほうで、二頭が寄り添っていますから、どういう関係かはともかく、とにかく仲が良いということには間違いなさそうです。

2014年10月13日月曜日

無重力だとサケを食べられないトド at おたる水族館

一人キャッチボール状態なのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて妄想がふくらんだのがこちらの記事です。

おたる水族館 お知らせ

トドショーの紹介で、トドが大きなサケを丸飲みする瞬間の動画もあわせて公開されています。
スロー動画なので、ただでさえ大きなサケがさらに大きく見えてしまいます。

最初は横向きにサケを加えているのですが、何度も投げ上げてはキャッチし、食べやすいように向きを整えてから、バリバリと噛んで、喉に流し込んでいる様子が見られます。


トド。Wikipediaより。著作権情報

宇宙には向きません

トドに限った話ではないのですが、大きなエサを何度も空中に投げ上げてはキャッチし、向きを整えてから食べる動物がいます。
サギが魚を食べるときもこのような動作をして、魚の鱗がのどに引っかからないように、必ず頭から飲み込みます。

この動作、国際宇宙ステーションのような無重力状態でやったら、絶対にどこかへ飛んで行ってしまって終わりだろうなー、なんて思ってしまいました。

そもそもトドが無重力状態でどのような動きをするのかが、想像がつかないのですが。
泳ごうとしても水が無いわけで。

とりあえずはバタバタするのでしょうか。

魚を投げあげたらどこかへ飛んで行ってしまうということを学習するのにどれくらい時間がかかるのかとか、それを学習したとして、いったいどのような食べ方を編み出すのだろうかとか、妄想は止まりません。

少なくとも遺伝子レベルでは無重力関係の情報はインプットされていないでしょうから、ひたすら自力で学習するしかないのでしょう。

2頭のトドを別々に宇宙に連れて行ったら、それぞれ別の食べ方を編み出すのか、それとも結局は同じ食べ方になってしまうのか、それもまた興味があります。

2014年10月10日金曜日

ゾウに乗るゾウ at 市原ぞうの国

乗ってしまうのです

今日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて一瞬微笑んで、次にえ? と思ったのがこちらの記事です。

市原ぞうの国 「りり香」と「結希」の なかよしブログ

仔ゾウの結希が、少しだけお姉さんのりり香に乗っかっている写真が1枚、掲載されています。

アジアゾウ。Wikimediaより。著作権情報
写真だけ見ているととても微笑ましいのですが、上に乗っている結希の体重は今や230kgなのだそうです。
乗られた方はたまったものではないでしょうに。

そういう前提の体なのです

市原ぞうの国など、一部の動物園では、ゾウに人を乗せるパフォーマンスをやっています。
3人くらいは乗せることがあるので、大人のゾウなら200kgくらいの物を乗せても立ち上がって歩いたりできるのでしょう。

仔ゾウが乗ったからといって、あばら骨がボキボキ折れちゃったなんていう事故にはならないようです。

しかしもしも、大人のゾウが体重をかけて乗っかったらどうなるのでしょう。

オスのゾウがメスのゾウにマウントするときに、全体重をかけてしまったら。

まさか下になったほうが潰れるということまではないのでしょうけれど、さすがに立ち上がれなくなってしまうのではないかな、とか思ってしまいます。

日頃4t近くの巨体を使って鍛えているのだから、同体重くらいならがんばればはねのけられるようになっているのかも知れませんが。

結希が乗るのに飽きるのが先か、りり香が重すぎて嫌がりはじめるのが先か、ちょっと気になる記事でした。

2014年10月9日木曜日

「違和感仕事しろ」なアジアゾウ at おびひろ動物園

普通にそこにいるのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、「あ、そういえば」と思ったのがこちらのブログの写真です。

おびひろ動物園 スポットガイド予定表
10月8日のスポットガイド

こちらのスポットガイド予定表、毎日、今日の動物として一頭の動物の写真が掲載されます。
10月8日分はアジアゾウのナナでした。

普通に写真に収まっていますけれど、昨日は帯広市は朝の最低気温は2℃近くまで下がっています。日中の最高気温も17℃をちょっと超えた程度です。
もともとインドとかタイとか暖かいところに暮らしているアジアゾウが、こんな寒いところで平然としているのって、実はすごいことではないでしょうか。

アジアゾウ。Wikimediaより。著作権情報

おばあちゃんなのです

今朝、ニュースをまとめていて一番の衝撃はやはり、鴨川シーワールドで日本最長の飼育日数記録を持っていたハンドウイルカ、スリムの訃報でした。
その、推定年齢48歳のスリムは、1971年から鴨川シーワールドで暮らしており、もはや、園の職員の誰よりも長くそこにいる動物になってしまっていました。

一方、おびひろ動物園の写真にあったアジアゾウのナナは、なんとそれ以前の、1964年からおびひろ動物園で暮らしています。
帯広市の冬を50回も経験してきているのですね。
今このナナが、北海道で見られる唯一のゾウとなっています。

ゾウという動物自体が有名ですし、最近は各地の動物園での出産だとかが話題になっています。

一方で、メスの高齢個体が増えているという問題もあって、つい最近では7月30日に大阪市天王寺動物園で春子(推定66歳)の訃報があったばかりです。

このおびひろ動物園のナナも、メスの高齢の個体ということで、今後のケアが大変になっていくことでしょう。
国内最高齢のアジアゾウ、井の頭自然文化園のはな子も、世界で一番手のかかるゾウといわれていますし。
(歯が抜けてしまって物を噛めないため、飼育員がエサを全部刻んであげないといけないのです。ゾウのエサの量ってものすごいのに)

ところで、一般論として、アジアゾウというのは、暖かいところの動物ということになっています。
かつては寒いところに住むゾウの仲間としてマンモスという動物がいたのですが、絶滅してしまいました。

私がぼんやり眺めるに、アジアゾウって、本当に暖かいところに適応した動物なのでしょうか?

確かに絵で見るマンモスほど体毛は発達してはいませんが。

体が大きいことって、寒いところで生活するのには有利だと言われています。
人より小柄なマレーグマより、体重300kgを超えるエゾヒグマのほうが、寒いところでの生活には適しているのです。一般論として。
恒温動物の場合、体が大きいほうが体温を保ちやすいからだと言われています。

インドとかタイにいれば十分にエサはあるし、ヒトほど急に数が増える生き物でもないしということで、単にその地域からはみ出す必要がなかったというだけで、実は地球上のかなり広い範囲で住める動物なんじゃないかな、と妄想してみたりするのです。

けれども、よく考えたら、帯広市ほど寒くない東京の上野動物園でも、冬場はしもやけ防止のために耳にオイルを塗ってもらったりしていました。

体は大きくても出っ張りが大きいというのは、寒冷地には向いていないのですね。

とか、一枚の写真を眺めながらあれこれ考えてしまいました。

とにかく北海道唯一のゾウですし、ゾウはそこにいるだけで人に夢を与えてくれる動物でもあります。
ナナさん、元気にこの冬も乗り切ってください。

2014年10月8日水曜日

ついにお縄のコツメカワウソ at みさき公園

正直、期待していませんでした

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、これは大きな知らせだと思ったのがこちらです。

みさき公園 みさき公園からのお知らせ
逃走したコツメカワウソの捕獲について

8月4日に逃走したコツメカワウソが、10月4日、園内で捕獲されたとのことです。
外傷なしで、とりあえず一安心といったところでしょうか。

海が近く、緑も多いエリアなので、正直、捕獲できるとは思っていませんでした。
近隣に被害が出る前に捕獲されてよかったです。

コツメカワウソ。Wikipediaより。著作権情報

逃がさないのが第一ですが

ここ数年に限っても、東京近辺だけでも、サンシャイン水族館でミナミコアリクイが逃走したり、葛西臨海水族園でフンボルトペンギンが逃走したり、井の頭自然文化園でニホンリスが逃走したりしています。
各園、逃走の経緯はさまざまです。

そういえば、上野動物園でニホンザルが逃走したこともありました。あのときは、特定の個体が普通にモートを登り切ってしまうという、スーパーモンキーぶりを発揮しての事件でした。

さて、今回のみさき公園での件については、まあ、担当者のちょっとした油断かな、といったところがないでもないです。

とりあえず猛獣でなくてよかった、とはいうものの、コツメカワウソは立派な食肉目の動物なのですよね...

近隣に被害が出る前に捕獲されてよかったです。
ペットとかが襲われた後でしたら、大変な事態になることでした。

もしかしたら、漁業関係でささやかな被害とがあったのかもしれないかなとは思っていますが。

おそらくは夏で、緑豊かな園内ということもあり、昆虫などを食べて生活していたのではないでしょうか。
最後は捕獲用の罠で捕獲されたとのことですが、普通にエサを食べようとしたら捕まっちゃった、というオチではないかと想像されます。

しかし、これって、逆に考えたら、園内で放し飼いでも生活できそう、ってことではありませんか?

先述の井の頭自然文化園も、もともとは園内でニホンリスを放し飼いにする計画を持っていたりしたのですよ。
結局、試行中にリスが園の外に出てしまって近隣に迷惑がかかるということで立ち消えになったのですけれど。
倒木でリス舎のケージが破れ、リスが逃げ出したときに、関係者が苦笑していました。
こちらも騒ぎにはなりましたが、近隣にそれ以上の迷惑がかかるまえに収拾がついてはいます。

みさき公園って、昔は園内でクジャクが放し飼いにされていました。
今でも多摩動物公園ではクジャクが園内を歩き回っています。

コツメカワウソだってがんばれば。
とか思ったのですが、コツメカワウソは絶滅危惧種になってしまっています。
ニホンカワウソだって、つい最近、絶滅認定されたばかりですし。

放し飼いにするには、ハードルの高い種のようです。

より自然に近い形で動物たちを観察できる動物園、への道のりはまだはるかに遠そうです。

2014年10月7日火曜日

お尻アップのマンドリル at おびひろ動物園

変なポーズです

とりあえずは、このリンク先を見てきてください。

おびひろ動物園 飼育係ブログ
10月6日のスポットガイド

マンドリルが変な恰好で寝ています。
人間でも真似をしようと思えばできるのですが、羞恥心を捨てる必要がありそうです。
というのに加えて、熟睡できるとは思えません。

動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事は、北から順なので、今朝は早々にこの写真を見てしまいました。

おかげで朝から笑えて、楽しい一日を過ごせています。

マンドリル。Wikipediaより。著作権情報

無防備です

Wikipediaの解説によると、マンドリルの天敵はヒョウ、ワシなのだそうです。

こんな恰好で寝ていたら、ヒョウに襲われたときに逃げられません。

ましてや、上空からワシにお尻を攻撃されたらどうするのでしょう。格好悪い結末になること間違いなしです。
おならで逆襲でもするのでしょうか。

本日はマンドリルに限らず、たとえば大阪の海遊館のブログでも、ナポレオンフィッシュの寝姿が紹介されています。
あるいはヨーデルの森のブログでも猫たちの寝姿が紹介されています。
いずれもそこそこ面白い姿で寝ているのですが、冒頭のマンドリルには負けています。

これは日が悪かったとしか言いようがありません。
たまたま同じ日に、おびひろのマンドリルが先に決めてくれていた。
これは運です。

さて、動物園に行くと、動物が寝てばかりで面白くないという話を聞くことがあります。
けれども、よく見ると、こんなに可笑しい姿で寝ているわけで、これが面白くないはずがありません。

動物たちが安心して眠れるというのは、そこが安全だということでもありますし。

人が自分たちの心を落ち着けるために、動物たちの寝姿を見に行く、というのもアリです。

2014年10月6日月曜日

本当にいるこわいミズダコ at しながわ水族館

ひきこもっています

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていた気になったのがこちらです。

しながわ水族館 飼育係のひとりごと
もう一匹の隠れたスター

バックヤードで飼育されているミズダコの紹介です。

バックヤードの中でもミズダコが安心して暮らせる場所、ということで、水槽の中のさらにカゴの中で生活しています。
そのカゴの中から腕だけ伸ばしてエサくれとアピールしたり、時にはやはり腕だけで飼育員さんに遊んでもらったりしています。

さらっと恐ろしいことが書かれているような気がするのは私だけでしょうか。
これって、かわいいやん、で済ましていい話なのでしょうか。

ミズダコ。Wikipediより。著作権情報

こわいんです

何よりも謎なのが、このミズダコ、そこに飼育員さんがいるってことをどうやって知るのかです。
体は水の中でさらにカゴの中ですよ。

そりゃタコにだって目はありますから...。
誰かこないかなーって、一生懸命見張っているのでしょうか。

匂いはなかなか水中まで伝わらないでしょうし、あと、考えられるのは音でしょうか?

水中でタコがひたすら聞き耳を立てている様子ってなんだかぞっとしませんか?

ミズダコって、寿命が3年ほどといわれているのですが、その短い間に遊ぶということを覚える必然性がどこにあるのでしょうか。
考え始めると謎だらけです。

いくら賢いといっても、寿命が短くて、さらにその知性を仲間とかに引き継ぐ手段がないって、なんだか悲しい生き物のようにも見えます。

とか考えながら、ネットで調べていたらこんな動画がナショナルジオグラフィックのWEBサイトで見つかりました。

衝撃映像 サメVSタコ

こんなサメとかタコとかがいると思ったら、こわくて海では泳げません。

繰り返しになりますけれど、タコって、どうやって相手の存在を知覚しているのか謎ですし。

しながわ水族館の飼育員さんがやっているように、ふつうに懐いてくれればいいのですけれど。

さて、ミズダコについての一般的な情報はWikipediaの記事に詳しいです。

タコについて調べれば調べるほど、なんだか恐れ多くてたこ焼きを食べにくくなってしまいます。

2014年10月4日土曜日

水を探すマレーバク at 多摩動物公園

水洗がいいのです

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていた気になったのがこちらです。

多摩動物公園 ニュース
マレーバクの子のマレーバクらしさ

マレーバクの赤ちゃんのエピソードです。
担当の飼育員さんが、まずは授乳の心配をし、次はウンチの心配をした話が綴られています。

結局、マレーバクの赤ちゃんのウンチは、扉のレールの水たまりに見つかったのですが、この、水のところでウンチをするというのがマレーバクらしい、というオチです。

マレーバク。Wikipediより。著作権情報

マレーバクだけではないのです

この記事にケチをつけるわけではないのですが、ちょっと待ってください。
水中でウンチをするのはマレーバクだけではないですよ。

カピバラだってそうです。

もっと意外なところだと、ヤマネコの一部とか。

ヤマネコでも、縄張りを持てない弱い個体は、こっそり川とかにウンチをして流してしまうと聞いています。

結局のところ、他の動物に襲われないようにするための習性ってことですよね。

しかし、生まれてばかりで、誰かに教わったわけでもないのに、とっさに水のあるところに行ってウンチをするって、一体どこから身につけるのでしょう。
ヒトだと生まれたばかりは糞尿垂れ流しで、育ってからウンチは所定の場所でするものと、後天的に教えられます。

マレーバクやカピバラは生まれつき、水のあるところでウンチをするというのなら、それを先天的に知っていないといけないことになります。
簡単に遺伝子レベルで云々と言う人がいますが、「水のところでウンチすること」という直接的な情報がDNAに入っているとは考えられません。

何か別のにおいとかに関する情報が入っていて、その副作用として、「あ、水のないところでウンチするとやばい」という判断になるのだと思います。
その何か別の、間接的な情報が一体何なのか、とても気になります。

とかいって、案外、私が知らないだけで、実は親がしつけているだけ、というオチかもしれませんね。

2014年10月3日金曜日

上から目線のツシマヤマネコ at 富山市ファミリーパーク

どういうポジションなのでしょう

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて注目したのがこちらです。

富山市ファミリーパーク 飼育係から
ツシマヤマネコの日記 「樹上生活のヤマネコ」
「ヤマ」はいつも頭上にのびる通路のところにいます
とのことなのですが、これはさすがにリンク先の記事にある1枚の写真を見ていただかないと状況が分からないでしょう。

ぱっと見ただけでは、写真でもどういう状況だかわかりにくかったりするのですが。
要は人が通る通路の上に、立体交差するようにヤマネコ用の通路があって、そこに「ヤマ」がいるということのようです。


著作権の関係で肝心の写真はこちらには貼れません。代わりにWikipediaから拝借した写真でツシマヤマネコをご覧ください。
ツシマヤマネコ。Wikipediaより。著作権情報

旭山動物園にもあったような

同じような展示の仕方をどこかで見たような気がするなと思ってざっと探したところ、旭山動物園でした。
旭山動物園のヒョウがちょうどこのような展示の仕方になっています。

こちらのユキヒョウ、アムールヒョウがやはり人間用の通路の上を通るようになっており、真下から観察することができるようになっています。

いわゆる行動展示の一環です。

上から人間を見下ろす形で展示してやったほうが、動物の側も安心できると、動物園の方が説明していました。
もちろん、そういう習性を持った動物の話です。
何でもかんでも上に持っていけばいいというものではありません。

ただ、趣旨は若干異なりますが、サル山についても、人間よりもサルの視線が上になるように作ったほうが好ましいというような話を聞いたこともあります。

いずれにせよ、人間が「人間のほうが上だ」という固定観念を持たないようにしたほうがよい、という考え方は共通しています。

実際のところ、下から見たほうが意外感があって楽しかったりしますよね。

2014年10月2日木曜日

この後が気になるヨウスコウワニ at 野毛山動物園

ガブッ

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて気になったのがこちらの記事です。

野毛山動物園 のげやまレプ担当のれぷブログ!!
ヨウスコウワニの同居 その1

9月の最初の休園日の話です。
ヨウスコウワニの繁殖のため、オスとメスの同居を始めることにしたそうです。

その日の様子がブログで報告されているのですが、最後に衝撃的な写真があります。

ヨウスコウワニ。Wikipediaより。著作権情報

次回に続くその前に

衝撃的な、ガブッといった写真のすぐ近くに「同居は即中止です。メスを引き離し、また別居させました。」という文章があり、続きは次回ということになっています。

もちろん、同居の試みがどう続くのかにも興味はあるのですが、その前に、この、ガブッといってしまったメスのヨウスコウワニをどうやってオスワニから引き離したのか、とても興味があるのです。

写真で見たところ、ぎりぎり人が入って引き離せるくらいの大きさにも見えます。
が、うかつに触れると大けがをしそうな大きさにも見えます。

ワニが跳びかかれないくらいの距離から棒とかで頭をポカポカ殴ったりして引き離したのでしょうか。
そんな動物いじめはしないとは思いますが、状況が状況だけに、一時避難としてはそれくらいやってもやむを得ない事態のようにも見えます。

「幸いオスに怪我はなかった」とか書いていますけれど、ここで反撃とかしていたら、それこそ人間では収拾をつけられない事態に陥っていたかも知れません。

この程度のトラブルで済んで幸いだった、とでも言うべきなのでしょう。

続きはまた次回なのですが、おそらくそこで、2頭の引き離し方についてまで解説されることは無いかと思います。

薬品でも使ったのでしょうか。

どうやったのか、とても気になります。

2014年9月30日火曜日

腕っぷしの強いカリフォルニアアシカ at 宮島水族館

哺乳類最強かもです

今朝、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていてとても勉強になったのがこちらの記事です。

みやじマリン宮島水族館 月刊みやじマリンTV Vol.6 10月号
【特別な目線だから見える!アシカの秘密を教えます!】

動画で見るアシカ。とても勉強になるまじめな内容でまとめられています。
編集もしっかりしていて、単なるネット上の動画ではなく、普通のテレビ番組みたいに構成されています。

さて本題に入る前に。

胸から腕にかけての筋肉が発達した動物といえば、私の場合、真っ先に鳥類が頭に浮かびます。

では哺乳類に限ってみればどうでしょうか。
オランウータンとかシロテテナガザルといった、樹の上で生活する動物は、上半身の力が強いです。
あと、トラとかも獲物をしとめるために太い前脚を持っています。

と、私は思っていたのですが、今日のみやじマリンTVを見て考えを改めました。

アシカの上半身のパワー、すごいです。

カリフォルニアアシカ。Wikipediaより。著作権情報

泳ぎ方からして違います

宮島水族館ではアシカショーをやっています。

水族館のショーといえば、イルカとアシカが定番ですよね。

イルカはドルフィンキックという名前があるように、尾びれの力で泳ぎます。
下半身、というか、厳密にはしっぽ。腹筋背筋と尾の力で、あれだけのスピードを出し、ジャンプを見せてくれているわけです。

一方アシカは、といいますと、それが今日のみやじマリンTVの本題になります。
ここからは完全にネタバレです。

アシカは鳥が飛ぶように、上半身と胸びれの力で水中を進みます。
ちょうどペンギンが泳ぐ姿にそっくりです。

アシカショーでジャンプするときも、主に上半身の力でジャンプします。

ネットで動画検索すれば、確かにペンギンがジャンプしている動画も見ることができます。
ただし、ペンギンは比較的大型のジェンツーペンギンでも体重10kgもないのに対して、カリフォルニアアシカではオスは300kgを超え、メスでも100kg近くになります。

ショーでジャンプしているアシカは、とても300kgには見えませんが、50kgは優に超えているのではないでしょうか。
この重さで、あれだけの高さまで、胸びれの力で飛び上がるのですから、相当な上半身の力を持っているということでしょう。

上野動物園などでぼんやり眺めていると、「飛ぶように泳いでいる姿」しか見られないのですが、実は、プールから飛び出せるくらいの力は持っているということのようです。

もっとも、プールから飛び出すメリットが、アシカの側にはないのでしょうけれど。

肉球ぶにぷにのライオン at 九十九島動植物園 森きらら

貴重な一枚です

本日、動物園・水族館ニュース 日刊 Zoo Ring の記事をまとめていて、これは素晴らしいと思った写真がこちらの一枚です。

九十九島動植物園 森きらら Facebook これは一体誰の「手のひら」でしょうか?

ネタバレになるので、日刊 Zoo Ring のほうには書けなかったのですが、ライオンの右前足のアップが掲載されています。

ネコとは色が違うけれども、指の並びはネコだよな、とか思って最初は見ていました。
ヒントに「大型の肉食動物」とあったので、真っ先にライオンが頭に浮かび、答えをみたらどんぴしゃりでした。
(正直なところ、推理が当たるとうれしいものです)

Wikimediaとかを探しても、ライオンの手のひらの画像というのはなかなか見つかりません。
これは、ライオンの手のひらについて考えるにあたって、とても参考になる貴重な一枚です。

ライオン。Wikipediaより。著作権情報

興味深いのです

写真を見ての私の個人的な興味を紹介します。

まず、ぱっと見て思ったのが、「ツメがない」ということ。
ライオンの爪は、ネコ同様に収納することができます。

知識としては知っていたのですが、実際にこうやってアップの写真で見ると、そもそもどこに収納されているのかすらわかりません。
むか~し、多摩動物公園のイベントでライオンの爪の実物というのを見せてもらったことがあるのですが、さすがに百獣の王と言われるだけあって、かなりでかい代物でした。
これをさらっと隠せるのですから、それだけでもすごいことです。

次に、ツメに関して、収納された状態になっていること。

この写真は、麻酔中に撮ったものだということです。
ということは全身脱力の状態なのでしょう。
その状態で、だらんとだらしなく爪は飛び出すのではなく、収納された状態になっているのが興味深いです。
ネコも病院とかで麻酔をしたら、爪は引っこんでしまうのでしょうか。
このあたり、ペットを飼えない身分では分かりません。

とりあえず脱力すると爪が収納されるということは、ツメを出すには多少はいきんでいるということなのでしょうね。

三つめに注目したのは、親指の位置です。

形態が形態なので、親指と言っていいのでしょうか。単なる痕跡なのでしょうか。

右前足と言われて初めて、ああ、これが親指なのかと分かるようなところに、指らしきものが見えています。
大型の肉食獣といいながら、クマやパンダとは、指の並びが違いますよね。
やはり知識として知っていても、なかなか画像として見られる機会はないものでした。

以上が今朝のうちに感動した3つのポイントです。

またいつか見直したら他の興味が沸いてくるかもしれません。
みなさんにも、この写真、ブックマークをおすすめします。