寝てるやつはまだいいのです
動物園について、「動物が寝てばっかりでつまらない」という話をちょくちょく聞きます。これについては色々と反論したいところはありますが、まあ、寝てるというのはまだましなほうなのです。
動物によっては出てこないのですから。
井の頭自然文化園はそれほど大きな動物園ではないのですが、出てこない動物が2種類ほどいます。
一つはムササビ。まあ、こちらは巣箱にカメラが設置されたのでぼんやりとは様子を見ることができるのですが。
そしてもう一つが本日のお題の「テン」です。
機嫌がいいときは放飼場を走り回っているのですが、たいていは巣箱に入ったきりで出てきません。
巣箱にカメラが設置されているわけでもありません。
どうしてもテンを見たければ開園直後を狙うか、5時間くらい、時間の余裕をもって動物園に行くしかありません。
それがこの日に限って、どういう風の吹き回しか、こんなことになっていたのです。
ああ残念。あわててシャッターを切ったら微妙にピントが合ってませんでした。
でも、全身が写っている貴重な写真です。
顔があんまりかわいくない...。
ネットで「テン」を検索するとかわいい写真がたくさん出てくるのに...。
そしてこの次の瞬間、私に気づいたこのテンは、巣箱に逃げ込んでしまいました。
ピントが合ってなくてもシャッターを切っておいてよかったです。としか言いようがないです。
この前は機嫌が良すぎてこんな写真ばっかりしか撮れなかったのですから。
こっちもぼけてます
ちなみに、もう一つの出てこない動物も貴重な写真があるのです。やっぱりとっさに撮ったのでピントがあっていません。
けれども目の大きさくらいはわかるでしょう。
ぱっと見、モルモットみたいですけど、ムササビです。
一応、ホンドテンもムササビも日本の在来種ですよ。
まあとにかく、何かいたらまずシャッターを切って、それからピント合わせなり構図の検討なりをして、きれいな写真を撮り直すようにしたほうがいいですよ、という今日のお話でした。
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