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2014年8月4日月曜日

旭山動物園のここが好き

本日、朝の日刊 Zoo Ring の編集に始まり、本ブログへのエントリ作成も含めて、何度か旭山動物園のWEBサイトにアクセスしました。
ホッキョクギツネの死亡という悲しい事故があり、それをこちらのブログでどう表現していいものか、考える材料を探してのことです。
参考:
旭山動物園でホッキョクギツネ8頭死亡他...(日刊Zoo Ring ニュースセレクション)
「旭山動物園でホッキョクギツネが続けて8頭死亡」で考えたこと2つ(当ブログ)

ホッキョクギツネの解説

旭山動物園のWEBサイトではホッキョクギツネの解説がこのようになされています。
学名、大きさといった一般的な情報、写真に続いて、
夏と冬との姿(みた目)がまったく違います。本当に同じ動物なのか?と疑ってしまうほどです。また、冬は雪と同じ真っ白な毛で覆われているので、とてもきれいな動物です。
という解説文。
思いっきり飼育員さんの主観が入っています。

行動展示よりも

旭山動物園といえば、行動展示で有名ですが、一つは上にもあるように、それぞれの動物の案内文を丁寧に作るまじめさ、そして、そこに飼育員さんの主観が入りこむ親しみやすさといったところが私には魅力的に見えます。
メディアの力で全国区の動物園になってしまいましたが、本来は旭山動物園は旭川市近辺の方が何度も足を運ぶ、「地域に根付いた動物園」なのだということなのでしょう。
そして、まじめな飼育員さんとしては、ぜひ夏と冬のホッキョクギツネを見比べて、「本当に同じ動物なのか?」という感覚を実際に来園者に味わってもらいたいということなのでしょう。

これがあるから、旭山動物園にはがんばってほしいと思いますし、メディアに振り回される形で観光地の動物園になってもらいたくないなとも思うのです。



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