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2014年8月20日水曜日

望みをつなぐホッキョクギツネ at 宮城蔵王キツネ村

北極キツネって、ホッキョクギツネ?

本日、日刊 Zoo Ring 動物園ニュース、水族館ニュースをまとめていて気になったのがこちらの記事です。
参考:
ホッキョクギツネ。Wikimediaより。著作権情報

日記のタイトル、「北極キツネ」に「?」がついていますが、これは本文を読んでいただければわかります。
夏毛になった個体と、なぜか換毛がうまくいかず冬毛のままの個体がいて、違う動物のように見えているのです。

というわけで、今回の記事は間違いなく「ホッキョクギツネ」に関する記事です。

今月初めに残念なニュースがありました

それよりも、ホッキョクギツネと聞いて真っ先に思い出したのはこちらの記事でした。

2014年8月20日現在で、続報がないので心配は続いています。
先月末から今月にかけて、旭山動物園で、ホッキョクギツネの親子あわせて8頭が続けざまに亡くなってしまいました。
残されたのはオス1頭で、こちらも展示中止となっています。

日本動物園水族館協会のWEBサイトで調べたところ、日本でホッキョクギツネを飼育しているのは旭山動物園だけということでした。
メスの個体の補充がうまくいかないと、日本でホッキョクギツネを見られる施設は近い将来なくなってしまうのではないかと思いこんで、心配していたところでした。

協会非加盟の施設もあります

動物園水族館協会という組織の是非についてはここでは論じるつもりはありません。
ちょっとした考え方の違いで、協会に加盟していない施設も日本にはたくさんあります。

宮城蔵王キツネ村も協会には加盟していませんでした。
ですので、協会のデータベースには同施設飼育のホッキョクギツネの情報は反映されていなかったのです。

こちらの園ではまだ何頭かホッキョクギツネが飼育されているようです。

青ギツネ、シャドーギツネ

上野動物園とかに行きなれていると、ちょっと動物の表記を変えられただけで訳がわからなくなるものです。
上野動物園では「コビトカバ」として展示されていた動物が、南紀白浜のアドベンチャーワールドでは「ミニカバ」という名前で展示されていて、どこが違うのかと延々眺め続けていたこともありました。



青ギツネ、シャドーギツネというのは、旭山動物園でいう、ホッキョクギツネのことだったようです。

というわけで、まだ国内でも、ホッキョクギツネを見ることができてよかった、というのが本日の結論になります。

動物園水族館協会非加盟の園であっても、データベース情報くらい共有すればいいのに、と外野からは思ってしまうのですが、深入りする話ではありませんね。

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