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2014年8月22日金曜日

大きくなったアムールヤマネコ at 井の頭自然文化園

生後5か月になりました

いつものように、アムールヤマネコの子どもの様子を伺いに行きました。

そうしたら大きくなっていてびっくり。いや、1週間前にも見たので、そんなに急に大きくなっているはずはないのですけれど。
けれども大きくなっています。

どれくらい大きくなっているかと言いますと、お母さんと並べてみるとこんな感じになっています。


右が子どもです。
と、説明書きをつけないと分からないくらいに大きくなりました。

これだとお母さんの顔が木の陰に隠れてしまうので、ちょっとカメラを動かしてみました。


今度は子どものお尻が画面からはみ出してしまいました。

やっぱり大きくなっていますね。

井の頭自然文化園の公式Twitterで流れてきた写真でも、親子はこの位置で、この格好をしていました。

野生の本能?

ところで、アムールヤマネコって、いつもケージ内のこの位置にいるのです。
お気に入りのポジションというやつです。

時間帯によっては、この下の笹の陰にいることもあります。

大体、この2か所のいずれかが最近の定位置です。
以前、このケージを使用していたツシマヤマネコのトラジロウも似たような場所を好んでいました。

ネコの仲間なので、風通しのいい場所、涼しい場所が分かっているのだろうなと、ずっと思い続けていたのですが。

最近になって、違う考えが頭に浮かんできました。

野生の本能で、敵襲に備えたポジション取りをしている可能性です。

野生のアムールヤマネコの棲んでいる朝鮮半島、中国のあたりは、ヒョウやトラも棲んでいます。油断していると、アムールヤマネコは捕食される立場なのです。

襲われるかもしれない、というわけで、敵からは見つかりにくく、こちらからは先に敵を見つけやすいポジションを取っているのではないかな、と思い始めたわけです。

ツシマヤマネコだって、同種で縄張り争いをしますし、対馬では捕食されないまでも、ヤマネコより力の強い動物はいますし、天敵ともいえるヒトを警戒する必要はありますし。

さて、どこをどう観察すれば、この仮説の検証ができるのでしょうか。

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