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2014年8月25日月曜日

ピントの合わないゴリラ at 上野動物園

小さいゴリラ発見

昨日、上野動物園に行ってきました。
1年前にニシローランドゴリラの赤ちゃんが生まれていたのは知っていたのですが、人気がありすぎて近寄れなかったり、ゴリラ舎の工事があったりして、見に行くことができずにいました。

それをようやく見ることができたのですが。

上野動物園ニシローランドゴリラのモモカ 1才

悪いカメラではないのですが

私が使っているのはオリンパスの「XZ-2」というカメラです。

日進月歩のデジカメの世界では、2年前に発表になったこのカメラはちょっと古い部類に入ってしまうのでしょうか。

一眼レフは重たすぎるし、ケータイのカメラでは写りに不満があるし、といった私にとってはちょうどいいくらいの性能のカメラなのです。
ピントさえ合えば、パソコンで鑑賞する分には文句なしの画質の写真が得られますし。

ピントが合わないのです

本当はもっとたくさん、ゴリラの写真、撮ったのです。

けれども、そのほとんどがこんな感じになってしまっていたのです。


カメラが、ゴリラを被写体として認識してくれず、後ろのほうの小山に、ピント、露出とも合ってしまっています。
顔検出AFが、ゴリラ相手ではうまく機能しないようです。

修行が必要です

コンデジがそもそも動物を撮る前提では設計されていないのです。
もっと別のところ、すなわち、ヒトを撮るための機能に注力されているのです。

ヒトを撮るためのその機能が、機能しないならまだしも、意図せず機能してくれるのが問題なのです。
これは使用者が克服するしかないのです。

カメラにゴリラモードとかホッキョクグマモードとかが搭載されることは、今しばらくはあり得ないのです。

ピント

最近のカメラは、自動的に画面の中からヒトの顔を見つけ出して、それにピントを合わせる機能がついてます。
これは動物相手では、まず意図したようには機能してくれません。

カメラにマニュアルでピントを合わせる機能があれば、そちらを使うのが無難です。
この点、XZ-2はマニュアルピント合わせが可能なので重宝しています。
動物園で檻がある場合は、マニュアルでピントを合わせないと、AFでは間違いなく手前の檻にピントが合ってしまいますし。

次善の策としては、顔検出機能を使わないことです。AFは画面中央でピントを合わせるようにして、トラディショナルな「半押しでのAFロック」を活用することです。

露出

露出もやはりオートでは、ヒトが綺麗に映るように調整されてしまいます。

これが動物相手ですと、悪さをしてしまいます。
白いホッキョクグマも、黒いヒグマも、どちらも露出の調整で自動的に灰色に写ってしまうのです。

これを避けるには、露出補正の機能が必要になります。
マニュアル露出はさすがに面倒すぎて、よほど修行を積まないとシャッターチャンスを逃してしまいます。

次善の策としては、スポット測光の活用です。
しかし、AFロックとの併用がうまくいかないという問題があります。ホッキョクグマにピントを合わせると、そこを測光することになるので自動的にホッキョクグマが灰色になってしまいます。

XZ-2で十分です

結局のところ、XZ-2なら、マニュアルでのピント合わせもできますし、露出補正もできるので、十分なはずなのです。

私が下手なのです。

練習するしかないですね。

実は、今、相当悔しかったりします。
次、上野動物園のゴリラを見に行けるのはいつになるのでしょうか。

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